· 

歌の上達法についてのお話


お久しぶりです、鴻文人です。

 

ついさっき「自分の歌が昔より上達したのは確かだけど、どうやって上達したんだ…?」

と、考えていたんですが、多分これが大きな要因だろうという結論に至ったので、これからご紹介したいと思います。

 

あと、生歌の上達というよりは、今の自分に出せる魅力を最大限に絞り出すための方法みたいな感じなので、結構ハッタリみたいなことや付け焼き刃みたいなことも書くかもしれません…笑

僕と同じようなタイプの方にはもしかしたらいい方法かもしれないのでよろしければご覧下さい!(既に方々で言われているようなことばかりだとは思いますが…笑)

 

 

■要因その1:自分の歌声を知った!

 

そんなの当たり前じゃん!!!と言われそうですが…自分の歌声を理解すること、これは大事だと思います。

ボイストレーニングなどで基礎力がついていても、こう…自分の声を理解してないがために使いこなせなくて上手く歌えないって方も中にはいると思うんです。

声を常に張ってればいいってものでもないですしね!!

 

あ、ボイストレーニングはもちろん大事ですよ!!歌声をコントロールする為にも他の為にもとても重要!!僕は全然やっていないので偉そうなことは言えませんが…orz

 

自分の歌声を知ることで、自分の歌声の中でもここが強みだ、この魅せ方が一番いいと思う、というのが徐々に分かってくるかと思います。

そうして自分に合った歌い方や声の出し方、キーや癖、得意な曲調などが分かってくると、結果的に魅力的な歌が歌えるようになる!………はず!!

 

僕は割と自分の歌声について理解していると思っていますが、その一番の要因はおそらく、

『自分で歌ったものを自分でMIXしていた』からでしょう。

 

僕がMIXの勉強をし始めたのは、自分の歌ったものを人にMIXされるのは恥ずかしい…というのが理由です。笑

今でこそ、そこそこ歌が上達したのでまあいいかな?と思えるようになってきましたが、基本的には自分の歌ったものは自分で最後まで仕上げたい人間です。

 

そういった理由で始めたMIXでしたが、これが自分の歌を沢山聞くいい機会になりました。

これは僕の性格的な部分もあるのかもしれませんが、自分の歌のMIXだと、細かいところまで気になりすぎてMIXにすごく時間がかかってしまうんです…。

早い方だと数時間でぱぱっと仕上げちゃったりしますよね!

 

普段音楽を聴くとき、歌も演奏も合わせて1つの曲として聴く方が多いと思います。

ただ、MIXをしている場合、もっと言えばボーカルのエディットをしている場合は、集中して歌を聞きますよね?しかも全体を通してではなく同じところを何回も何回も…!

このように自分の歌声だけを部分的に集中して聞く機会はあまりないと思うので、自分の歌を自分でMIXすることは個人的には結構効果があると思います!

あとは自分でMIX(というよりボーカルエディット)できるようになると色々と捗ると思うのでその点でもオススメできます!

自分のいいところを知れて、自分のいいようにエディットできて最強になれるぞ!!!!多分。笑

 

ボーカルのエディットについては、要望があって機会があれば書きたいと思います〜、上ではいいことしかないような書き方をしてますが、自分でやることのメリット、デメリットがありますので注意です!そこについてもエディットについて書くときに合わせてご説明させていただきますね!!

 

 

■要因その2:なりたい歌声を聞き込んだ!

 

これは人によりけりですが、ここではなりたい歌声があるという体で書いていきます。

 

皆さんは憧れている歌手や声優、歌い手などはいますでしょうか?

漠然と声が好きだったり、歌い方の癖が好き、など様々あると思います。

 

僕の場合、自分もこういう風に歌いたいと思う癖などを沢山聞き込んで、そして歌い込み、その自分の歌声を聴いて…と試行錯誤しているうちに、自分なりの癖として表現できるようになりました。

最初は声質まで本人に似せようとするあまり、かなりヘンテコな歌い方になってしまったりしていましたが、自分の歌声に合うように少しずつ変化を加え、落とし所を上手く見つけられればこっちのものです。そのまま盗んでしまいましょう。そして自分の個性へと昇華させることができれば、大きな武器になるかもしれません。

 

他の方のいいと思った部分はどんどん盗みにいきましょう!!

 

 

■まとめ

 

……なんともまあ皆さん既知の内容となってしまいました…。

いいこと思いついた!と思えた数時間前の自分はなんだったのか…笑

 

やはり大きな要因はこの2点ですよね…。

 

余談ですが、僕は何かと頭で考えてしまう頭でっかちさんな部分がありまして。

歌を収録する時にそれが顕著に出るんですが、ここはしゃくり上げる、この語尾はフォール、ここは息を抜く、ここはウィスパー、この歌い出しはエッジ効かせて、ここはこういう歌詞だからこの歌い方で…という感じで、頭で全部考えたものの通りに収録していくんです。

 

その時のフィーリングで〜っていうのができなくて、ここはこの歌い方がいい!と決めると、その歌い方の中でも一番いい感じのテイクが録れるまで同じところを何度も歌います。もちろん収録前に何度も歌って、その中でここはここは…と決めていきます。収録中にやっぱこっちだな、と変わることも多いですが。笑

 

こんな感じで決まった表現で何度も歌って煮詰めていくので、同じ表現の少しのニュアンスの違いなどが分かってきたり、出せるようになったのかなーと思いました。収録の時に沢山のテイクを録り、聞くことで、表現の練習と自分の歌を沢山聞くことができるので、これも1つの要因なのかもしれません。

大体いつも歌を収録するときは、録音ボタン押して歌って止めて聞いてを500回くらいは繰り返している気がします…笑

多いときは1000回超えたりもしますね…。

 

写真で奇跡の一枚とか言いますが、歌でも奇跡の1テイクってあると思うんですよね、それもあって、どうしてもいいテイクが録れないときは、数打ちゃ当たる戦法で歌いまくって、たまたま録れた奇跡の1テイクを採用したりもしてます笑

 

結局は沢山聞いて沢山歌うってことですね!!プロのような安定感、表現力がない分、収録した中でいいテイクをつなぎ合わせつなぎ合わせ作っていくしかないと僕は考えています…。一発録りで上手い方はほんとすごいと思います。。。

 

思ったより長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

何か一部分でも参考にできるようなものがあれば大変嬉しく思います。既にみなさんが実践している方法だったらごめんなさい…!!

 

では!!